オオカワ サトコ
OOKAWA SATOKO 大川 聡子 所属 関西医科大学 地域看護学領域 職種 教授 |
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論文種別 | その他 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | サロン参加者の健康状態からみた大学と地域住民の協働による健康支援活動課題の検討 |
掲載誌名 | 正式名:大阪府立大学看護学部紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 19(1),53-61 |
著者・共著者 | 根来 佐由美, 大川 聡子, 和泉 京子, 上野 昌江 |
担当区分 | 2nd著者 |
発行年月 | 2013/03 |
概要 | 本研究の目的は、地域で開催されるサロン参加者の健康状態を明らかにし、今後大学が継続して住民と協働し行なう健康支援活動の課題を検討することである。評価指標は、血圧、体脂肪率、BMI、主観的健康感とし、初回参加時の測定値を比較した。対象者の平均年齢は75.6±8.2歳であり、主観的健康感は8割以上の者が「健康」と感じていた。参加状況に着目すると、「継続群」と「非継続群」で有意な差はみられなかったが、「非継続群」の中には体脂肪率の「やせ」や「肥満」、BMIの「やせ」など健康支援が必要と評価される者がおり、参加を促す必要性が示唆された。大学は今後も継続して測定会を実施することで、サロン参加者の継続した健康支援に努め、測定会がサロン自体への参加を促すきっかけづくりの場となるよう機能していく必要がある。また、初めて参加した者がサロンに継続して参加できるような働きかけを検討していく必要がある。(著者抄録) |