ナガイ ヨシミ   NAGAI YOSHIMI
  永井 由巳
   所属   関西医科大学  眼科学講座
   職種   准教授
言語種別 日本語
発表タイトル 合同教育セミナー:網膜硝子体検査の撮り方、見かた:FA・IA
会議名 第54回日本網膜硝子体学会/第32回日本眼循環学会 合同学会
発表者・共同発表者◎永井由巳
発表年月日 2015/12
開催地
(都市, 国名)
東京
概要 蛍光眼底造影にはフルオレセイン蛍光眼底造影(fluorescein angiography;FA)とインドシアニングリーン蛍光眼底造影(indocyanine green angiography;IA)の2種類があり、臨床に導入されてからFAは50年あまり、IAは約30年になる。昨今は光干渉断層計(optical coherence tomography;OCT)の登場で網脈絡膜疾患の診療レベルは飛躍的に向上したが、FA、IAの網脈絡膜疾患の診断、治療効果の確認などにおける重要性は今も変わらない。FAは主に網膜の循環動態や血液-網膜関門(網膜血管、網膜色素上皮)の状態の観察に適しており、IAは主に脈絡膜の状態を観察することに適しており、両者の検査から網脈絡膜疾患における病態をより詳細に観察することができる。
このセミナーでは、FAとIAの検査の原理や特徴、それぞれの画像所見における代表的な所見の読み方、FAとIAの画像の関連についてなどを具体的な症例を呈示して解説し、FA IAの意義や重要性について再確認する。