ナガイ ヨシミ   NAGAI YOSHIMI
  永井 由巳
   所属   関西医科大学  眼科学講座
   職種   准教授
言語種別 日本語
発表タイトル 診療上で益々存在感を示すようになったOCT画像の捉え方のコツ、所見の読み方のコツ
会議名 One Rank up Team Meeting
学会区分 研究会
招聘 招聘
発表形式 口頭
講演区分 特別講演・招待講演など
発表者・共同発表者◎永井由巳
発表年月日 2016/09
開催地
(都市, 国名)
宮崎
概要 光干渉断層計(Optical coherence tomograhy:OCT)は、1997年に日本に導入されて以降、機器の開発によって画像は高解像度となり検査時間も短縮化して日常診療で欠かせない検査機器となった。
 特に最近のOCTでは、網膜のみならず硝子体から網膜、脈絡膜に至るまでを短時間で描出できるようになり、網膜疾患以外にもぶどう膜炎や眼内腫瘍などによって影響を受けやすい脈絡膜の状態も詳細に観察できるようになった。また、これまでの網膜・脈絡膜の断層像を描出するだけではなく、血球の動きを素に血管像を描出するOCT Angiography(OCT-A)が登場し、これまでの侵襲的な蛍光眼底造影(フルオレセイン蛍光造影、インドシアニングリーン蛍光造影)などで起こり得るショックなどの合併症のリスクなく行えることから急速に広まりつつある。
 今回のセミナーでは、最近のOCTの紹介に加えて、様々な網脈絡膜疾患のOCT画像を供覧し、今後の診療に役立つような所見の読み方をお話したい。