ナガイ ヨシミ
NAGAI YOSHIMI 永井 由巳 所属 関西医科大学 眼科学講座 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 加齢黄斑変性の診療において造影検査は必要なくなるのか |
会議名 | 第3回 関西眼科画像研究会 |
学会区分 | 研究会 |
招聘 | 招聘 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 基調 |
発表者・共同発表者 | ◎永井由巳 |
発表年月日 | 2018/03/03 |
開催地 (都市, 国名) |
神戸 |
概要 | 加齢黄斑変性の診断レベルは、フルオレセイン蛍光眼底造影(FA)やインドシアニングリーン蛍光眼底造影(IA)といった血管造影に加えて、病巣を三次元的に観察できる光干渉断層計(OCT)が登場し飛躍的に向上した。更に近年、OCT angiography(OCTA)が登場したことで、造影剤を用いずに血管構築や循環動態を観察できるようになった。造影剤を用いないOCTAは患者への侵襲がないことから医療安全上も利点が大きく、造影検査に代わって診断や治療効果の判定などで用いられる機会が増している。
このOCTAの登場で、造影検査は必須検査ではなくなりつつあるが、OCTAだけでは診断や疾患活動性の判断に迷う症例もあり、今この時点であえて造影検査の意義を振り返って考えてみたい。 |