トヨダ ナガオキ   TOYODA NAGAOKI
  豊田 長興
   所属   関西医科大学  内科学第二講座
   職種   診療教授
言語種別 日本語
発表タイトル 当院でのビルダグリプチンの使用成績
会議名 第48回日本糖尿病学会近畿地方会
学会区分 地方会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎藤尾智紀, 豊田長興, 田代 香織, 浮田千津子, 小崎篤志, 西川光重
発表年月日 2011/10
開催地
(都市, 国名)
大阪
概要 【目的】2型糖尿病患者におけるビルダグリプチン(ビ)の有用性を検
討した。【対象】当院通院中の前投薬のない2型糖尿病患者で、(ビ
)単独投与開始後、16週間以上通院された3名 (年齢53.7±11.6歳、
BMI 23.6±1.1、HbA1c(JDS) 6.9±0.4%、罹病期間1.7±1.2年)。【
方法】(ビ)を投与4週まで50mg、以後100mgの単独投与を行い、4週間
ごとに空腹時血糖、HbA1c、HOMA-β(β)の評価を行った。【結果】
2例で投与16週後にHbA1c 6.5%未満を達成でき、(β)の増加が認め
られた。うち1例はHbA1c投与前7.2%が16週後5.9%と改善し、(β)
は投与前38.3が8週後51.9と漸増し以後横ばいで16週後50.4であった
。もう1例は、投与前と比較し16週後にHbA1c 6.9%→6.1%と改善し
、(β)は17.1 →20.1と漸増した。【考察】(ビ)の膵β細胞への保護
作用が示唆され、投与前の(β)が高値の方がよりHbA1cと(β)の改善
効果があった。