マツヤマ マサヒロ   MATSUYAMA MASAHIRO
  松山 真弘
   所属   関西医科大学  眼科学講座
   職種   助教
言語種別 日本語
発表タイトル 網膜と網膜色素上皮過誤腫のOCT所見
会議名 第45回関西医科大学眼科同窓会 春の勉強会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎松山真弘, 中道悠太, 城信雄, 髙橋寛二
発表年月日 2016/05
開催地
(都市, 国名)
大阪
概要 【目的】
網膜と網膜色素上皮過誤腫のスペクトラルドメイン光干渉断層計(OCT)所見について報告する。
【症例】
症例1:12歳男性。右眼底に網膜血管の走行異常と血管アーケード内を中心にRPEの脱色素病変を認めた。OCTでは、病変部の網膜全層の肥厚と層構造の消失、黄斑部ではRPEの著明な肥厚、外顆粒層・脈絡膜の菲薄化、脈絡膜の反射亢進を認めた。
症例2:7歳女性。左眼底に乳頭上から耳上側に広がる脱色素病変を認めた。OCTでは網膜全層の肥厚と層構造の消失、RPEの著明な肥厚、脈絡膜反射亢進、黄斑部脈絡膜の菲薄化を認めた。
症例3:56歳女性。左眼底に乳頭から耳上側に広がる黄白色の脱色素病変を認めた。OCTでは網膜全層の肥厚と層構造の消失、脈絡膜肥厚を認めた。
【結論】
本症のOCT所見では、網膜に特徴的な変化を示すとともに脈絡膜にも変化を認めた。