ニシヤマ ユウコ   NISHIYAMA YUKO
  西山 悠布子
   所属   関西医科大学  眼科学講座
   職種   助教
言語種別 日本語
発表タイトル 慢性網膜壊死の病像を示したサイトメガロウイルス
会議名 第44回関西医科大学眼科同窓会 春の勉強会
発表者・共同発表者◎傳田悠布子, 嶋千絵子, 藤原敦子, 永井由己, 山田晴彦, 髙橋寛二
発表年月日 2015/05
開催地
(都市, 国名)
大阪
概要 慢性網膜壊死は、2013年Schneiderらが、汎網膜血管閉塞を伴って慢性的に進行するサイトメガロウイルス(CMV)による壊死性網膜炎に対して命名した疾患概念である。この病像に一致する2例を経験したので報告する。
症例1:77歳男性、3週前からの右眼霧視で紹介初診。初診時、矯正視力は右0.5、左0.9、右眼は眼圧高値、虹彩炎、網膜動脈の白線化、眼底耳上側周辺部に白色顆粒状病変を認めた。右眼は眼底周辺部全周に網膜動静脈の閉塞を認めた。前房水からCMV⁻DNA検出され、バルガンシクロビル内服で改善した。
症例2:70歳男性、1か月前からの両眼の視野欠損で初診。既往にCMV抗原血症があり、バルガンシクロビル内服をしていた。初診時矯正視力は両眼0.7。両眼眼底に網膜動脈の白線化、眼底周辺部に顆粒状病変がみられた
考察と結論:CMV網膜炎は免疫状態に関わらず眼底周辺部に顆粒状病変を伴って慢性的に汎網膜血管閉塞が進行する慢性網膜壊死の病像を示す場合があり注意を要する。