オオナカ マサユキ   OHNAKA MASAYUKI
  大中 誠之
   所属   関西医科大学  眼科学講座
   職種   講師
言語種別 日本語
発表タイトル 脈絡膜腫瘍様所見を示した脈絡膜サルコイド結節の2例
会議名 第43回関西医科大学眼科同窓会 春の勉強会
発表者・共同発表者◎境友起夫, 大中誠之, 城信雄, 髙橋寛二
発表年月日 2014/05
開催地
(都市, 国名)
大阪
概要 脈絡膜腫瘍様所見を示した脈絡膜サルコイド結節の2例を経験した。症例1は31歳男性。右眼眼底後極部に漿液性網膜剥離を伴う1.5乳頭径大の黄白色隆起性病変を認めた。症例2は60歳女性。右眼眼底後極部に長径5乳頭径大の黄白色隆起性病変を認めた。両症例とも全身サルコイドーシス、ぶどう膜炎の既往があった。病変部はフルオレセイン蛍光眼底造影で過蛍光、インドシアニングリーン蛍光眼底造影で分葉状低蛍光、EDI-OCTで脈絡膜内に結節状の低反射領域を認めた。以上より脈絡膜サルコイド結節と診断、トリアムシノロンアセトニドのテノン嚢下投与を行い、病変は縮小した。EDI-OCTは脈絡膜サルコイド結節の鑑別と、治療効果の判定に有用であった。