オオムラ ナオト
OOMURA NAOTO 大村 直人 所属 関西医科大学 放射線科学講座 職種 診療講師 |
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論文種別 | 原著(症例報告除く) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 病院情報システムの通信パターンを考慮したネットワークの構築 |
掲載誌名 | 正式名:医療情報学 略 称:医療情報学 ISSNコード:02898055 |
巻・号・頁 | 26(2),105-112 |
著者・共著者 | 仲野 俊成, 渡邊 淳, 大村 直人, 澤田 敏, 高橋 伯夫, 福泉 利彦, 廣川 陽介 |
発行年月 | 2006/09 |
概要 | 通信パターンを考慮した病院情報システムのネットワークの構築について報告した。基幹医療施設ではPACSによる大容量画像配信等のバーストデータ通信に対応するため,通信システムに広い帯域を確保することが要求される。1000床規模の基幹医療施設をモデルに,小型(固定ポート構成)Layer3(L3)スイッチで構築したネットワークを用い,画像Webシステム利用によるオンデマンド画像配信の実証実験を行った。また,このネットワークを,ほぼ完全に電子化された600床規模の病院についても同様の調査を行った。PACSによる院内画像の配信および病院間の画像相互参照についても検討した。結果,画像配信によりネットワークのトラフィックは増加したが,集中部分の通信量は帯域の5-10%を超えなかった。測定結果による負荷シミュレーションでは,本モデル規模での対応は十分可能であった。本研究により,通信パターンや院内トラフィックフローを把握することで効率的なネットワークを構築できることが示唆された。 |
文献番号 | 2007012377 |