マツダ タダシ
MATSUDA TADASHI 松田 公志 所属 関西医科大学 附属枚方病院専任教員 職種 病院長 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 前立腺原発小細胞癌の1剖検例 |
掲載誌名 | 正式名:診断病理 略 称:診断病理 ISSNコード:13456431 |
巻・号・頁 | 24(1),93-96 |
著者・共著者 | 坂口雄沢, 槇政彦, 足立靖, 山本奈恵, 植村芳子, 川喜多繁誠, 鷹巣晃昌, 岡崎和一, 松田公志, 池原進 |
発行年月 | 2007/01 |
概要 | 前立腺に生じる悪性腫瘍の大部分は腺癌であり、他の悪性腫瘍が発生することは稀である。今回、我々は前立腺原発小細胞癌の1例を経験したので報告する。患者は70代、男性。死亡3年前の生検では前立腺癌、中~低分化腺癌の診断であったが、maximum androgen blockade(MAB)療法と前立腺への放射線治療後に腰椎に転移巣を認め、同部位での生検では小細胞癌が認められた。剖検時には、前立腺に腫瘍性変化は認めなかった。全身諸臓器に小細胞癌の病巣を認めたが、前立腺以外に原発巣を示唆する所見は認めず、前立腺原発小細胞癌と診断した。 |
文献番号 | 2007195443 |