スズキ ケンスケ
SUZUKI KENSUKE 鈴木 健介 所属 関西医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座 職種 准教授 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 耳下腺手術の推進 下顎縁枝法の手術手技と適応 |
掲載誌名 | 正式名:日本口腔・咽頭科学会雑誌 略 称:日咽科 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 35(2),118-122 |
著者・共著者 | 鈴木 健介, 八木 正夫, 藤澤 琢郎, 阪上 智史, 清水 皆貴, 岩井 大 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
発行年月 | 2022/07 |
概要 | 下顎縁枝法は耳下腺腫瘍に対する一術式であり,顔面神経下顎縁枝を同定・温存し,腫瘍を摘出する方法である.下顎縁枝法は審美面において優れ,手術時間が短い,出血量が少ない,下顎縁枝領域以外に顔面神経麻痺が発生しない等,多くの利点がある.我々は下顎縁枝法の適応を判断する一つの基準として,耳下腺下極に存在する良性腫瘍のうち腫瘍の上端が乳様突起先端よりも下方にあるものは良い適応と考えている.本法を施行する上で下顎縁枝の同定・温存が必須であり,下顎角とその周辺での顔面神経分枝の走行と処理法を熟知することが重要である.適切な症例選択と手術手技により下顎縁枝法を一層有効に活かすことができる. |
DOI | 10.14821/stomatopharyngology.35.118 |
文献番号 | 2022348619 |