ヒダカ ヒロシ
HIDAKA HIROSHI 日高 浩史 所属 関西医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著(症例報告除く) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 鼻副鼻腔内反性乳頭腫 術前診断の意義と、再発期間、再発部位. |
掲載誌名 | 正式名:日本鼻科学会会誌 略 称:日鼻科会誌 ISSNコード:09109153 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 50(4),458-464 |
著者・共著者 | 西川 仁, 日高浩史, 石田英一 |
担当区分 | 2nd著者 |
発行年月 | 2011/12 |
概要 | 手術を施行し鼻副鼻腔内反性乳頭腫と病理診断した31例(男22例、女9例、平均57歳)について報告した。術前生検で乳頭腫と診断し全摘術を行ったのは17例(A群)、術後診断確定後に全摘追加が6例(B群)、追加治療なしが8例(C群)であった。全摘23例のKrouse分類はT1が1例、T2が9例、T3が11例、T4が2例、術式は内視鏡下副鼻腔手術単独5例、Caldwell-Luc手術7例、Denker手術7例、鼻外前頭洞手術2例、Midfacial degloving、拡大手術各1例であった。初回治療後6ヵ月以降受診がなかった通院自己中断は、A群2例、B群1例、C群2例、自己中断のない全摘症例での再発はA群4例、B群0例で、中断率および再発率とも各群間で有意差はなかった。再発時期は5.4~45ヵ月で、2例には再々発を認め、延べ6例中5例は鼻腔内視鏡で診断できた。残り1例は前頭洞再発でCT検査を要した。再発症例の救済率は100%であった。 |
researchmap用URL | https://researchmap.jp/hirohiro1112/ |