ナカノ トシアキ
NAKANO TOSHIAKI 仲野 俊成 所属 関西医科大学 附属枚方病院医療情報部 職種 嘱託 |
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論文種別 | 原著(症例報告除く) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 部門システム統合化基盤整備の取り組み |
掲載誌名 | 正式名:医療情報学 略 称:医療情報学 |
巻・号・頁 | 33(4),211-218 |
著者・共著者 | 西野典宏, 仲野俊成, 長岡亨, 夜野敏明, 大西章夫, 高木真平, 松本揚典, 新貝欣久, 田中裕子, 渡辺淳, 高橋伯夫 |
発行年月 | 2013/11 |
概要 | 当院では2006 年の新築開院時に電子カルテを中心に多部門システム(30 の部門,110 台のサーバ)連携のマルチベンダ総合病院情報システムを構築・稼働した.2010 年頃からサーバ群の延命や更新の検討を始め,軽微な対応で可能なものは対策を講じ,更新の分散化を図った.しかし,稼働後6 年を過ぎ一斉に保守耐用や計画使用年限を超え,ハード障害の多発,資源の枯渇,等の問題が起こった.このため,サーバ更新やバージョンアップが必要な部門の優先度を検討し,今後の高機能化要望に柔軟対応でき,高可用性を安価・安定に実現可能なIT 技術(サーバの仮想化)導入を視野に,フィージビリティ・スタディに着手した.部門システムの更新整備を進める上で,従来手法のシステム個別更新を見直し,システム基盤の統合化による更新手法の合理的で最適な技術の確立を目指し,同時に自立的運用によるベンダ依存からの脱却を意図して取り組んでいるところであり,その途中経過を報告する. |