ミヤケ　コウスケ   MIYAKE KOUSUKE   三宅　浩介    所属   関西医科大学  神経内科学講座    職種   助教
言語種別	日本語
発表タイトル	急性期に両側眼瞼下垂を来した右中大脳動脈領域脳梗塞の一例
会議名	日本神経学会第86回近畿地方会
学会区分	地方会
発表形式	口頭
講演区分	一般
発表者・共同発表者	◎西井誠, 三宅浩介, 高畠望, 新出明代, 中野智, 伊東秀文, 日下博文
発表年月日	2006/06
開催地 （都市, 国名）	大阪市
概要	症例は86歳女性．2005年12月9日起床時に両側の眼瞼下垂と構音障害を自覚し，同日緊急入院した．入院時，両側眼瞼下垂をみとめ，開眼を命じると前頭筋を収縮させても眼裂は両側2mm程度であった．その他，左側方注視麻痺，左中枢性顔面神経麻痺，構音障害，嚥下障害をみとめた．頭部MRI拡散強調画像で右中心前回と中前頭回の皮質から皮質下に急性期脳梗塞を認めた．過去に一側大脳病変で眼瞼下垂をきたした症例の報告は散見されるが，本症例では過去の報告例に比べて病変が限局しており，本例は劣位大脳半球のBrodmann　area8，中心前回に開眼維持の中枢が存在しているとする知見に一致していると考えた．