タカハシ カンジ
TAKAHASHI KANJI 髙橋 寛二 所属 関西医科大学 眼科学講座 職種 非常勤講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 早発型発達緑内障の兄妹発症例 |
会議名 | 第15回京都眼科学会 |
学会区分 | 地方会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎田中春花, 二階堂潤, 西川真生, 城信雄, 南部裕之, 髙橋寛二, 安藤彰, 松村美代 |
発表年月日 | 2009/09 |
開催地 (都市, 国名) |
京都 |
概要 | 早発型発達緑内障は、ほとんどが孤発例で、約10%が常染色体劣性遺伝と報告されている。今回早発型発達緑内障の兄妹発症例を経験したので報告する。【症例】症例1は2002年7月生の男児。出生翌日に両眼の角膜混濁を指摘され、滝井病院初診。早発型発達緑内障の診断のもと、生後2週目に両眼トラベクロトミーを施行。症例2は症例1の妹で2008年6月生。生後1週目に母親が角膜混濁に気づき、枚方病院初診。同診断のもと、生後22日目に両眼トラベクロトミーを施行。緑内障の家族歴はなかった。【経過】症例1は5歳時に両眼トラベクロトミーを追加し、現在両眼ラタノプロスト点眼にて眼圧は両眼16mmHg前後。症例2の術半年後の眼圧は両眼16mmHgであった。【結論】早発型発達緑内障の同胞発症の報告は、本邦では兄が発達緑内障であった症例の術後成績の報告があるのみで、非常に稀である。今後、遺伝子検索を行う予定である。 |