タカハシ カンジ
TAKAHASHI KANJI 髙橋 寛二 所属 関西医科大学 眼科学講座 職種 非常勤講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 色素血管母斑症に合併した早期型発達緑内障の1例 |
会議名 | 第372回大阪眼科集談会 |
学会区分 | 地方会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎越生佳世, 南部裕之, 城信雄, 舘野寛子, 髙橋寛二, 爲政大幾 |
発表年月日 | 2009/10 |
開催地 (都市, 国名) |
大阪 |
概要 | 色素血管母斑症Ⅴ型に早発型発達緑内障を合併した症例を経験したので報告する。5か月男児。生下時より血管腫を認め、当院皮膚科を受診、全身の蒙古様青色斑と大理石様皮斑、顔面の単純性血管腫を認め色素血管母斑症Ⅴ型と診断、牛眼も指摘され当科受診された。角膜径は両眼13mm、眼圧は両眼19mmHg、隅角には色素沈着はなく虹彩高位付着を認めた。視神経乳頭陥凹拡大もみられ発達緑内障と診断、12時方向で両眼線維柱帯切開術を行った。術中、強膜とシュレム管に軽い色素沈着がみられた。術後は両眼15mmHg以下で経過したが、左眼は術後2年で20mmHgとなり、再度線維柱帯切開術を8時方向で行った。術前の隅角検査では色素沈着は確認できなかったが、術中、シュレム管に大量の色素沈着がみられた。本症例のような皮膚疾患に緑内障が合併するとの報告はあるが、シュレム管のメラノーシスが緑内障の進行に関与している可能性が示唆された。 |