タカハシ カンジ
TAKAHASHI KANJI 髙橋 寛二 所属 関西医科大学 眼科学講座 職種 非常勤講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 加齢黄斑変性の診断と治療 |
会議名 | 守口市医師会講演会 |
発表者・共同発表者 | ◎髙橋寛二 |
発表年月日 | 2009/12 |
開催地 (都市, 国名) |
守口 |
概要 | 加齢黄斑変性は欧米における社会的失明原因の第1位であり、わが国において急増している疾患の一つである。この疾患の病態は黄斑部の加齢性変化に基づいて網膜萎縮あるいは脈絡膜新生血管が発生することにあり、それによって変視症、中心暗点などの様々な自覚症状を生ずる。診断は、眼底所見に加えて2種の蛍光眼底造影、近年発達の著しい光干渉断層計などの画像診断を総合して行う。この疾患の脈絡膜新生血管に対する治療としては、5年前より開始された光線力学的療法が視力維持に有用であることが判明しており、さらに最近では血管内皮増殖因子(VEGF)をターゲットにした分子標的薬である抗VEGF薬によってより高い視力改善効果を狙えるようになっている。 |