タカハシ カンジ
TAKAHASHI KANJI 髙橋 寛二 所属 関西医科大学 眼科学講座 職種 非常勤講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 増殖糖尿病網膜症の手術成績 若年者と老年者の比較 |
会議名 | 第16回日本糖尿病眼学会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表者・共同発表者 | ◎加賀郁子, 山田晴彦, 舘野寛子, 城信雄, 髙橋寛二
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発表年月日 | 2010/11 |
開催地 (都市, 国名) |
大阪 |
概要 | 【目的】 増殖糖尿病網膜症に対する硝子体手術の成績について、症例を若年と老年にわけて比較検討した。【対象と方法】 2006年1月から2009年7月に関西医大枚方病院で硝子体手術を行い、術後3か月以上経過観察が可能であった症例を45歳で若年群と老年群に区切り、術前、最終視力、手術回数および合併症につき、2群間で比較検討した。【結果】若年群25例40眼(30〜45歳、平均38.9歳)、老年群72例89眼(46〜82歳、平均59.8歳)で、平均経過観察期間は若年群15.5か月、老年群17.4か月であった。最終視力は両群とも術前より有意に改善した(若年:p=0.0005、老年:p=0.0003)。術前視力と術後最終視力の視力変化(logMAR視力0.3以上を有意)は、視力改善、不変、悪化の順に、若年群では50.4%、40.5%、8,1%、老年群では44.9%、27.0%、28.1%であり、老年群に悪化例が多かった。最終視力と年齢の相関では、年齢が高いほど最終視力は悪い傾向にあった(単回帰分析p=0.0002)。平均手術回数は若年群1.33回、老年群1.34回で差はなく、術後合併症も両群間に差はなかった。【結論】増殖糖尿病網膜症に対する硝子体手術は、年齢が若いほど術後視力は良好であり,若年者では術後視力がほとんどの症例で維持以上を期待できる。
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