タカハシ カンジ
TAKAHASHI KANJI 髙橋 寛二 所属 関西医科大学 眼科学講座 職種 非常勤講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 23ゲージチップを用いた1.8mmコアキシャル極小切開白内障手術 |
会議名 | 第41回関西医科大学眼科同窓会総会 春の勉強会 |
学会区分 | 単独開催シンポジウム |
発表者・共同発表者 | ◎垰本慎, 木村元貴, 小林敦, 髙橋寛二 |
発表年月日 | 2012/05 |
開催地 (都市, 国名) |
大阪 |
概要 | 【目的】23ゲージ(G)超音波チップおよび、23G I/Aチップを使用して白内障手術を行い、その成績を検討したので報告する。
【対象と方法】対象は、2011年1月から6月の間に、23Gチップを用いて白内障手術を行った48眼。手術方法は、23G超音波チップ、23G I/Aチップを用いたPEA+IOLで、切開創は1.8mmスリットナイフを用いた1面切開で行い、手術時間、超音波発振時間、平均超音波出力、平均角膜内皮減少率を比較した。 【結果】1.8mm群、2.3mm群の順に、手術時間は7.6分・7.3分、有効超音波発振時間は34秒・33秒、平均超音波出力は31%・26%、平均角膜内皮減少率は3.2%・3.7%で、いずれも両群間に有意差を認めなかった。両群とも創閉鎖に縫合を要したものはなく、術後合併症もなかった。 【結論】23Gチップを用いて1.8mm極小切開によるコアキシャル法白内障手術が安全に行えた。 |