タカハシ カンジ
TAKAHASHI KANJI 髙橋 寛二 所属 関西医科大学 眼科学講座 職種 非常勤講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 網膜静脈閉塞症における中心窩脈絡膜厚の変化 |
会議名 | 第388回大阪眼科集談会 |
学会区分 | 地方会 |
発表形式 | 口頭 |
発表者・共同発表者 | ◎小池直子, 尾辻剛, 武田信彦, 西村哲哉, 髙橋寛二 |
発表年月日 | 2012/06 |
開催地 (都市, 国名) |
大阪 |
概要 | 【目的】網膜静脈閉塞症(RVO)の中心窩脈絡膜厚を光干渉断層計(OCT)により測定し、治療の有無で脈絡膜厚の変化に差があるかを後ろ向きに検討した。
【対象】RVOにて発症後3か月以内にOCTを撮影した症例のうち、硝子体手術後3か月でOCTを施行した5眼と、トリアムシノロンテノン嚢下投与後3か月でOCTを行った12眼、無治療で経過観察中にOCTを行った7眼。 【結果】中心窩脈絡膜厚は、硝子体手術群では平均353.2±43.4μmから、256.8±29.2μmと有意に減少していた。トリアムシノロン群では353.4±48.3μmから、305.1±59.5μmと有意に減少していた。また無治療群でも350.0±31.5μmから281.7±32.4μmと有意に減少していた。3群間に中心窩脈絡膜厚変化の差はなかった。 【結論】RVOにおける中心窩脈絡膜厚は治療の有無にかかわらず有意に減少していた。自然経過もしくは全身状態の改善に伴い中心窩脈絡膜厚が減少したと考えられた。 |