オオナカ マサユキ
OHNAKA MASAYUKI 大中 誠之 所属 関西医科大学 眼科学講座 職種 講師 |
|
言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 黄斑欠損に合併した脈絡膜新生血管に対するアフリベルセプト硝子体内投与 |
会議名 | 第44回関西医科大学眼科同窓会 春の勉強会 |
発表者・共同発表者 | ◎高橋元, 大中誠之, 境友起夫, 三木克朗, 中内正志, 髙橋寛二 |
発表年月日 | 2015/05 |
開催地 (都市, 国名) |
大阪 |
概要 | 【目的】黄斑欠損は先天性または胎齢期の感染症などにより生じる疾患。黄斑欠損に合併した脈絡膜新生血管(CNV)に対してアフリベルセプト硝子体内投与(IVA)を行った1例を報告する。
【症例】60歳男性。右眼視力低下自覚、近医で右眼黄斑欠損と網膜下出血を指摘、精査目的で当院紹介。右眼矯正視力0.1。4乳頭径大の黄斑部脈絡膜欠損とその鼻側縁に灰白色病巣と網膜下出血を認め、蛍光眼底造影の結果、脈絡膜欠損部は低蛍光を示し灰白色病巣に一致してclassic CNVを認めた。OCTでは中心窩網膜および脈絡膜欠損とその部位の強膜の菲薄化、後方への突出を認め、その鼻側縁にはGass分類II型のCNVと網膜浮腫を認めた。黄斑欠損に合併したCNVと診断、IVA施行。治療後CNVは退縮、矯正視力は0.3と改善。 【結論】黄斑欠損に合併したCNVに対してIVAは有効であった。 |