タカハシ カンジ
TAKAHASHI KANJI 髙橋 寛二 所属 関西医科大学 眼科学講座 職種 非常勤講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 加齢黄斑変性診療のトレンド |
会議名 | 第19回秋田学術講演会 |
招聘 | 招聘 |
発表者・共同発表者 | ◎髙橋寛二 |
発表年月日 | 2015/03 |
開催地 (都市, 国名) |
秋田 |
概要 | 加齢黄斑変性は、近年わが国でも患者数が急増し、日常診療でも遭遇する機会が増えてきた。このため、一般診療にも役立つ診療指針として、厚生労働省研究班によって2008年に診断基準が、そして2011年には治療指針が公表された。その診断には、従来からの蛍光眼底造影、SD-OCTを中心とした画像診断に加え、疾患の病態に迫るEDI-OCTやSS-OCTなどの新しい観察方法が出現し、また近年では網膜色素上皮の機能を反映する眼底自発蛍光も一般臨床に取り入れられるようになった。他方、治療に関しては、ここ数年、予防的治療の重要性が叫ばれる一方、滲出型加齢黄斑変性の治療としては抗血管内皮増殖因子薬(抗VEGF薬)が主流になっており、強力な作用を持つ新しい治療薬アフリベルセプトが使用開始されて約2年が経過した。本講演では、OCTを中心とした診断のトレンド、アフリベルセプト療法を中心とした治療のトレンドについて述べさせていただく予定である。 |