タカハシ カンジ
TAKAHASHI KANJI 髙橋 寛二 所属 関西医科大学 眼科学講座 職種 非常勤講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 加齢黄斑変性診療の新局面 |
会議名 | 第22回福岡眼科フォーラム |
学会区分 | 地方会 |
招聘 | 招聘 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 特別講演・招待講演など |
発表者・共同発表者 | ◎髙橋寛二 |
発表年月日 | 2016/10 |
開催地 (都市, 国名) |
福岡 |
概要 | 加齢黄斑変性は、近年わが国でも患者数が増加し、日常診療でも遭遇する機会が増えている。このため、一般診療にも役立つ診療指針として、厚生労働省研究班によって2008年に分類と診断基準、2012年には治療指針、そして昨年には萎縮型加齢黄斑変性の診断基準が公表された。その診断には、従来からの蛍光眼底造影、SD-OCTを中心とした画像診断に加え、疾患の病態に迫るEDI-OCTやOCT angiographyなどの新しい観察方法が出現し、網膜色素上皮の機能を反映する眼底自発蛍光も一般臨床に取り入れられるようになった。
他方、治療に関しては、ここ数年予防的治療の重要性が叫ばれる一方、滲出型加齢黄斑変性の治療は抗血管内皮増殖因子薬(抗VEGF薬)が主となり、長期にわたる視力維持と安全性の問題が話題となっている。本講演では、OCTを中心とした診断、抗VEGF療法を中心とした治療の新局面について述べさせていただく予定である。 |