ナガヌマ マコト
NAGANUMA MAKOTO 長沼 誠 所属 関西医科大学 内科学第三講座 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | JAK阻害剤 いつ使う? いつやめる? |
会議名 | JDDW2024 (消化器内視鏡学会) |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎長沼誠 |
発表年月日 | 2024/11/02 |
国名 | 日本 |
開催地 (都市, 国名) |
神戸国際会議場 |
開催期間 | 2024/10/31~2024/11/02 |
概要 | 難治性潰瘍性大腸炎に対する治療法におけるJAK阻害剤は経口薬で投与できること,半減期が短いため治療効果がない場合に中止して別の製剤への移行がしやすい,生物学的製剤における中和抗体産生による治療効果減弱の懸念が少ない,などのメリットがあると考える.難治例に対する多くの治療法はいわゆるバイオナイーブ症例の方が治療成績がよいこともあり,どの製剤を最初に使用するかについては課題である.また3つのJAK阻害剤は寛解維持効果を有する一方で,低くはない帯状疱疹発症のリスクや,心血管系事象のリスク因子を有する関節リウマチ患者を対象とした試験におけるMACEの問題などより,寛解導入された症例に対するJAK阻害剤の休薬が可能なのか,もし可能であればどのタイミングで休薬が可能かといった疑問があると考える.本講演では,実臨床におけるJAK阻害剤を使用する際の疑問点を紹介しながら,エビデンスや演者の使用経験を交えて講演をしたいと考えている. |