オキタ アキヒロ
OKITA AKIHIRO 沖田 英寛 所属 関西医科大学 内科学第三講座 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 大量腹水と右心不全を契機に診断した大腿動静脈奇形の1例 |
会議名 | 第246回日本内科学会近畿地方会 |
学会区分 | 地方会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎沖田 英寛 , 松野 好樹 , 中田 英俊, 諏訪 兼彦, 山科 雅央, 吉田 勝紀, 山敷 宣代, 關 壽人, 島谷 昌明 , 長沼 誠 |
発表年月日 | 2024/12/24 |
開催地 (都市, 国名) |
大阪国際交流センター |
概要 | 【症例】44歳、男性【主訴】腹部膨満感【現病歴】幼少期から肥満傾向であった。数年前より下腿浮腫、息切れ認め近医受診、利尿薬開始。X-3月、浮腫と息切れのため歩行困難となり前医入院。薬物治療困難であり精査加療目的でX月当院に紹介転院となった。身長174cm、 体重125kg。 胸部XPで心拡大を認め、腹部CTで肝の萎縮と大量腹水を認めた。心エコーにて三尖弁離解、左右の心室、心房拡大、肺動脈拡張あり、肝硬変に伴う肺高血圧症を考慮した。左下肢の色調不良や下腿径の左右差、Dダイマー高値、CTで下大静脈拡大認め、血栓や評価目的に全身造影CT撮像した。左大腿近位にnidusあり、右左シャント、静脈還流量増加による右心不全疑った。血管造影にて左大腿動静脈奇形と診断。外傷歴なく特発性と考えられた。血管塞栓術をX+6月までに3回に分けて実施、体重減少と腹水減少を得、自宅退院が可能となった。【考察】腹水貯留、心不全から肝硬変に伴う肺高血圧症や肝肺症候群を鑑別に挙げたが、各種精査から左大腿動静脈奇形の診断を得、血管塞栓にて症状改善認めた症例。出生後は無症状に経過し、成長に伴い徐々に高拍出性心不全に至ったと考えられた。形態的に肝硬変を認めるが、うっ血肝か、代謝関連肝疾患かは今後慎重な経過観察を要する。 |