イトウ タカシ
ITOU TAKASHI 伊藤 嵩志 所属 関西医科大学 内科学第三講座 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 1型自己免疫性膵炎におけるステロイドパルスの有用性について |
会議名 | 第55回 日本膵臓学会大会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | シンポジウム・ワークショップ パネル(公募) |
発表者・共同発表者 | ◎中丸 洸, 池浦 司, 高折 綾香, 池田 正俊, 丸尾 基展, 伊藤 嵩志, 桝田 昌隆, 中山 新士, 長沼 誠, 岡崎 和一 |
発表年月日 | 2024/07/26 |
開催地 (都市, 国名) |
栃木県宇都宮市 ライトキューブ宇都宮 |
開催期間 | 2024/07/25~2024/07/26 |
概要 | 自己免疫性膵炎(AIP)はステロイドが奏功し,初期治療に経口プレドニゾロン服用に加え,ステロイドパルス療法が早期の治療の効果判定に有用との報告がなされている.しかしステロイドパルス療法の長期成績についての検討はほとんどなされていない.【目的】1型AIPにおけるステロイドパルスの有用性について検討を行った.【方法】2006年4月から2022年12月まで当院で1型AIPと診断し,ステロイド治療を行った126例を対象とした.【結果】ステロイド治療の内容は経口プレドニゾロン(経口群)26例(21%),ステロイドパルス100例(79%)であり,ステロイドパルス療法のうちパルス+プレドニゾロン維持療法(パルス+維持群)78例(62%),パルス療法のみ(パルス単独群)22例(17%)であった.パルス単独群において維持療法を行わなかった要因は感染症6例,糖尿病5例,本人希望5例,その他6例であった.全例においてステロイド治療は有効と判断された.維持療法を行った経口群とパルス+維持群の再燃について比較したところ経口群9例(34%),パルス+維持群19例(24%)に認め,再燃に差は認めなかった.パルス療法における維持療法の有無についての検討では再燃はパルス+維持群で19例(24%),パルス単独群で8例(36%)認め,両群には差はなかったが,再燃までの期間についてはパルス+維持群で中央値35ヶ月,パルス単独群で9ヶ月とパルス単独群の方が有意(p<0.05)に短期間での再燃が多かった.【結語】ステロイドパルス+維持療法は経口治療と比較して同程度の治療成績であった.またステロイドパルス単独療法は短期間で再燃しやすいが症例に応じて治療法の選択肢となり得ると考える. |