ナガイ ヨシミ
NAGAI YOSHIMI 永井 由巳 所属 関西医科大学 眼科学講座 職種 准教授 |
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言語種別 | |
発表タイトル | 宿題報告:滲出型加齢黄斑変性に対する治療の現状 |
会議名 | 第117回京都眼科学会 |
発表者・共同発表者 | ◎永井由巳 |
発表年月日 | 2011/07 |
開催地 (都市, 国名) |
京都 |
概要 | 滲出型加齢黄斑変性(AMD)に対する治療法として、現在は光線力学的療法(PDT)と抗VEGF療法とが主に行われ、視力の維持、改善効果を認めている。AMDにおける脈絡膜新生血管(CNV)にはⅠ型とⅡ型があり、また病型にはポリープ状脈絡膜血管症(PCV)や網膜血管腫状増殖(RAP)といった特殊型も含まれており病型により治療効果は異なっている。PCVはPDTの初回治療効果が良好で現在も広く行われている。Ⅰ型CNVやPCV等の網膜色素上皮下病変に対する抗VEGF療法の効果はⅡ型CNVに比して弱く、観察期間12か月における治療回数もⅠ型は4.8回とⅡ型の3.8回に比べて多い。
今回の治療成績を素に、現在の当科におけるAMDに対する初回治療方針につき講演する。 |