ナカムラ マサタカ   NAKAMURA M.
  中村 正孝
   所属   関西医科大学  神経内科学講座
   職種   講師
言語種別 日本語
発表タイトル 脊髄視神経炎を合併した単純ヘルペス性視神経炎の一例
会議名 第410回大阪眼科集談会
学会区分 地方会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎李 蘭若, 正健一郎, 中村正孝, 髙橋寛二
発表年月日 2016/02
開催地
(都市, 国名)
大阪
概要 【目的】単純ヘルペス性脊髄神経根炎を合併した両眼視神経周囲炎を経験した。

【症例】41歳男性。平成27年6月28日より体幹部の痛みと尿閉を自覚、7月7日より左眼の中心暗点と眼球運動痛を自覚し当科を受診した。視力は右矯正1.5、左矯正0.7。左眼CFF値の低下、両眼、特に左眼に強い視神経乳頭浮腫、視野検査にて左眼の中心比較暗点、MRIにて両眼視神経周囲の腫脹が検出され両眼視神経周囲炎と診断した。体幹部の痛みが著明に増強したため7月17日より神経内科に入院した。入院後、性器ヘルペスの先行感染が明らかになり、血液検査でのHSV-1IgM・IgGの有意な上昇と脊髄MRI所見からHSV-1による脊髄神経根炎と視神経周囲炎の合併例と診断された。アシクロビル点滴とステロイドパルス療法にて眼症状、全身症状とも軽快し8月17日退院となった。

【結論】視神経周囲炎に脊髄横断症状を合併する場合は単純ヘルペスウイルス感染を考慮する必要がある。